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対談「近藤郁夫×小林伴子」
Vol.18(2012年12月発行より抜粋)

 
   
 

今回はクラシックのみならず幅広いジャンルの打楽器奏者として大活躍されている近藤郁夫さんにラ・ダンサに来ていただき小林伴子さんと対談していただきました。(2012年10月29日  サラ・クロタロにて)

   

打楽器科を選ばれたというのは

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お忙しいところを今日はありがとうございました。

     
近藤

ここ(2階サロン、サラ・クロタロ)はどういうところなんですか?

     
小林

アトリエを建てた時に最初カスタネットのお店を作りたいなと思って作ったスペースです。だからカスタネットのサロンという意味の『サラ・クロタロ』って名前にしたんです。いろんな種類のカスタネットを集めてお客さんに叩いてみてもらったり出来るサロンみたいなお店がいいなと思って。でも良く考えたらこれから始めるために買う人は何も判らないわけだから初めから選んでもらったほうが早いし…。それで断念(笑)。

     
近藤

僕なんかも全然カスタネットを知らなかったときは、後で考えると「なんじゃこりゃ!?」っていうようなとんでもないもの買ってしまいましたものね(笑)。

     
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近藤さんは福島の高校を出られて国立音楽大学に進学されていますが、打楽器科を選ばれたというのはどうしてですか?

   
近藤

それが非常にいい加減な動機で…。
僕はそれまでフルートをやっていたんですが、高校の時にたまたま近くでN響の第九のコンサートがあって姉が出ていたので聴きに行ったんです。
そうしたらティンパニーをやっていた人がものすごく格好良くて…。
それでフルートやめて太鼓やりたくなり親に言ったら「今までやっていたのに…」と叱られましたけど、結局そのN響の人に習いに行けと言ってくれましてね。姉がその方を知っていて、国立の先生だったのでそこを受けたんです。卒業後もその方の楽団で仕事をしました。

     
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人生って面白いですね。何がきっかけでその道に進むか分かりませんものね。

     
小林

私もジュエリーデザイナーだったんだけど、蒲谷照雄さん
(フラメンコギタリスト)の「プロになりませんか?」っていう
一言で人生変わっちゃいましたから…(笑)。

     

近藤さんは私の先生で…

--- それで小林さんは近藤さんにパーカッションを習っていらっしゃるとお聞きしましたが。
   
小林 そうなんです。近藤さんは私の先生で。
   
近藤

僕は先生と呼ばないでと弟子に言ってるんですよ。町で 「先生!」なんて声かけられると「やめて〜!」って感じですからね(笑)。

   
--- 習われるようになった経緯は?
   
小林

フラメンコダンサーとして踊っているといつもリズムのことが頭から離れなくて、昔ドラムをやったこともあるしピアノやカホンも習ったりしていたのですが、やはり本格的にパーカッションを習ってみたいなと思い始めていたんです。それでギターの山浮ウんに「どなたかいい先生はいらっしゃいませんか?」って聞いたら、私に合いそうな方ということで近藤さんを紹介して下さって…。山浮ウんと近藤さんは『タブラトゥーラ』という古楽器バンドに参加していらっしゃるんです。近藤さんは初めこのフラメンコダンサーはいったい何を習いたいのかと心配していらしたみたいなんですけど(笑)。これが本当にもうびっくりするくらい私の勉強になっているんです!今まで26年教えてきて、サパテアード(足音)の打ち方とかいろいろ音の違いを何とか生徒に伝えようと私なりに言葉を尽くして説明してきたんですけど、パーカッションを習うようになって、近藤さんの世界ではそのような打ちかたや音の違いがダウンストローク、タップストローク、ロングトーン…とかって皆ちゃんと名前が付けられ体系付けられてクリアになっているんだって分かってすごく嬉しかったんです。「そうそう、それそれ、私の言いたかったこと」って…。だから近頃は「足音を出すときも何気なくやらないでちゃんと意識を持ってやるといいね」って生徒に話しているんですよ。

   
--- どのようなレッスンなのですか?
   
近藤

個人レッスンです。習う時に一番大事なのは自分がどのようになりたいのかということなんです。
 (続く)

 
 
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