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  会報「AMIGO」
     

2010年11月11日東京・草月ホール

「カスタニュエラ・・・W講演を終えて」(佐伯泰英&小林伴子対談
Vol.16(2010年12月発行より抜粋)

 
   
  コンサートを成功裏に終えられたばかりの小林伴子さんと長年の友人でベストセラー作家の佐伯泰英さんにいろいろお話をお聞きしました。(2010年11月14日 サラ・クロタロにて)
   
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今日は皆様お忙しいところありがとうございます。 11月11日、赤坂の草月ホールで行われた小林伴子フラメンココンサート『カスタニュエラ、カスタニュエラ・・・W』の反響は素晴らしかったですね。小林さんはお疲れでしょう?

     
小林

もうヘロヘロですけれど…(笑)。でも終わったばかりなので、まだアドレナリンが出ているかな?いつも終わってから一週間くらい経つと、疲れが出てきてホァ〜ンホァ〜ンって違うモードに入ってしまいそうになるのですが、今回は公演の次の日に教室のレッスンがあったし、月末に「ノヴェンバー・イレブンス」というライブハウスで踊る仕事もあるので、お蔭でだれなくてすんでいます。。

     
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本当にいつも厳しくご自分を律していらっしゃって頭が下がりますが…。

     
小林

教えるということは、生徒の皆さんとレッスンをしながら恒常的に私自身のトレーニングもさせてもらっているということで、本当に有難いことなんです。若い時は、たとえばレッスンで皆の音がずれたり揺れたりすると惑わされてしまうので、自分のトレーニングは別にしなければと考えていましたが、音をきちっと維持出来るようになったある時点から考えが変わりました。生徒と一緒に日々のレッスンをちゃんとすることが、すでに私自身のトレーニングになっていて、そのことが生徒にも自分にもどちらにも良いことなんだという確信が持てるようになったんです。これは本当に嬉しい事ですね。

     
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1998年に最初の『カスタニュエラ、カスタニュエラ・・・』が上演されてから12年。前回の『カスタニュエラ、カスタニュエラ・・・V』から2年ぶりの上演でしたが、佐伯さんは今回ご覧になられていかがでしたか?

     
佐伯

いやあ、12年ってやはり短いようで長いね。
今回小林伴子さんの踊りを観ていてふ〜っと12年前の景色が浮かんできたんだけど、初演の時は僕の記憶では叙情的な作品に創られていたような気がしていたし、伴子さんの踊りも透明感のある清楚な踊りだったような印象を今に持っている。
衣装もそうだったように記憶しています。ところが今回、伴子さんもそれから初演を一緒にやり又再結集した仲間も皆すごく変化していて、本当に驚いた。

     
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パンフレットのサブタイトルには『カスタネットは進化する』とありましたが、
パセオの社長小山雄二さんは公演翌日『小林伴子の壮大な深化』というタイトルで「いや凄かった。本当に凄かった。…」とブログに書いていらっしゃいましたね。

     
佐伯

今回久しぶりに会をされるとお聞きしたとき、僕は伴子さんがきっと前の延長線の中でずっと音を追求してこられたんじゃないかと勝手に想像していたんです。パンフレットに、ドキュメンタリー・ビデオで観た天才ピアニスト、グレン・グールドの指先の動き、そして映像の中でその指が紡ぎ出していた音がしていないのに聞こえるような「無音の音」のことを書いたのも、伴子さんが同じ方向性の世界を創りあげ・・・

 
 
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