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  AMIGO(小林伴子・後援会)
  会報「AMIGO」
     
「草原のモンゴル」 井上 すみ子
Vol.06(1998年10月12日発行より)
 

チ・ブルグッドさんの結婚式が、馬頭琴のふるさと内モンゴルで行われるというので菜畑さんとそのツアーに参加して来ました。


今年は例年になく雨が多いと聞いたとおり北京への着陸も雨で足止めになりましたが、モンゴルの草原に降り立つと、ひんやりと冷たく澄んだ空気が待っていました。途中雨上がりの草原の道にはまったり、羊や牛の群れを大きなクラクションの音でけ散らしながらバスで6時間。やっと目的地に到着。草原で奏でられる馬頭琴の音色と歌声が、ゆったりと風に乗り、澄んだ空気に広がっていきました。ナーダム(競馬)やモンゴル相撲を見たり乗馬をのんびり楽しんだりして草原の生活を満喫。


結婚式は古式ゆかしくとり行われ、色鮮やかな民族衣装が一面に広がる草原によく映え、馬上のふたり(新郎新婦)はまるで映画の一コマのよう・・・。結婚式のあとの宴では、朗々と響きわたるモンゴルの歌声(日本の追分けによく似ている)や踊り、父君チ・ボラグ氏が率いる馬頭琴オーケストラ「野馬」の演奏や民族音楽の演奏が続き、日本からのツアーメンバーはお返しに踊りや太鼓で「八木節」をやり、「さくら、さくら」等を合唱し、宴の夜は更けていきました。

モンゴルの歌の旋律や節回しが日本の追分けに大変よく似ているとよく言われますが、むかしモンゴルの馬を日本に連れてきたときに一緒にきた馬子が歌っていた歌が日本の「追分け」になったと聞き納得。モンゴルの大地が育んだ楽器、馬頭琴はヨーロッパへ渡りチェロになり中国で二胡に日本で三味線へと形を変えて伝わっていったそうです。草原の美しさや人のやさしさ暖かさに触れて、しばし豊かな時を過ごすことができました。
 
 
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